〜コンセプトメイキング実践編①〜
準備編を読み終えたあなたは、
「おお・・・、コンセプトが大事な事は分かったけど、
中々手強そうだな。自分でも出来るのかな。」
と、不安になったかもしれませんね。大丈夫です、安心してください。
この実践編では準備編を踏まえた上で、簡単にコンセプトメイキングを実践出来る具体的な方法をお伝えしていきます。
実践編は、8つのパートに分けて解説をしていきますね。
①海外販売ページから、コンセプトのタネを抜き出す。
②海外メーカーから購入者コメントをもらう。
③類似商品のレヴューリサーチ。
④SNS広告の反応をチェック
⑤クラウドワークスでアンケートを取る。
有意な数字は400
⑥Yahoo!知恵袋の活用
⑦関連書籍を読む
⑧LPを作る前に、リード獲得広告を回す。
これらを次のページから解説していきます。
①海外販売ページから、コンセプトのタネを抜き出す。
契約を取った商品の海外販売ページをご覧ください。例えばこちら。
先ほど紹介した、アウトラリーの海外販売ページです。
この中に日本で販売する時のコンセプトのタネが散らばってます。 これらを丁寧に抜き出す作業から始めましょう。
コンセプトになり得る可能性が高い順番に、並べていきます。
1.商品のタイトル
2.商品の説明動画
3.販売ページのサブヘッド
https://diamond.jp/articles/-/296685
4.購入者からのコメント
5.メーカーからのヒアリング
6.商品説明文
この6つを丁寧に見ていけば、
あなたの商品のコンセプトのタネを見つけることができます。
ここで大事な事は、コンセプトはこれが良いんじゃないかな!
って勝手に決めつけないこと。
最初に言いましたよね?
あなたがターゲットじゃ無い場合、そのアイディアや主観は邪魔です。 ゴミです。全くもって使えません。
もしかしたら、これがコンセプトになるのかな?
という仮説を立てるまでにして、冷静に次のステップへと進みましょう。
②海外メーカーから購入者コメントをもらう。
メーカーの担当者に、海外で販売した商品の購入者コメントをもらってください。
購入理由のリストを持っている場合が、結構あります。
【購入者コメントリスト(例)】
海外の購入者といえども、実際商品を購入した人の生のコメントなので、かなり信憑性が高いと言えます。
購入理由のコメントをチェックし、共有するキーワードを抽出してください。
・顧客は何を求めて購入したのか?
・顧客は何を解決するために購入したのか?
を意識しながら、抽出していくことが大切です。
いくつか同じようなキーワードが出てくると思います。
意外な理由(キーワード)があったりしますので、新たな発見として捉えていきましょう。
③類似商品のレヴューリサーチ。
準備編でもお伝えしましたが、類似商品に対するレヴューも大変参考になります。 今回はMakuakeでの応援コメントを参照してみることにします。
これは、マグネットを使った付箋のような文具になります。
実はこの商品には、同メーカーが過去に開発した類似商品がありました。
それが以下の商品です↓↓
こちらの販売サイトの応援コメントを見てみましょう。
応援コメントの中には、上記のように購入した理由を具体的に書いてくれている方がいらっしゃい ます。
このコメントの中から共通するキーワードや共通する「不」を見つけていく作業をやっていき ます。
具体的なコメントとしては、
・通常のホワイトボードは、書いたあとが汚れる。
・付箋はどこに行ったかわからなくなり、紛失する。
・付箋がなくなればPC周りがスッキリする。
・なんども使えて、エコな商品
などなど。。。
海外メーカーからもらった購入理由のコメントとも照らし合わせながら見ていくと、 市場がこの商品に期待しているポイントが見えてきます。
それでは次のステップです!
④SNS広告の反応をチェック
もし、海外メーカーさんがSNS広告を出稿しているのであれば、その広告の結果を教えてもらってください。
例えば、メーカーさんがFB広告を出稿していたとしましたら、該当商品のURLを貰えることができると思います。
https://www.facebook.com/1418245878530045_1446769129011053
https://www.facebook.com/886272505264401_904009736824011
https://www.facebook.com/886272505264401_903904336834551
https://www.facebook.com/886269871931331_903875756837409
このようなURLをもらい、それをクリックすると実際の広告を見ることができます。
URLをクリックすると以下のような画面に遷移します。
それぞれの広告のリアクションマークを見てみると、いいねの数が表示されています。
左と右の広告のいいねの数を見てみてください。
左の広告のいいね数は159、右の広告のいいね数は16
左の広告のほうが反応が良いことがわかります。
両者の広告は、タイトルなどは同じで使われている画像が異なっております。
ということは、画像を変更するだけで、大きく反応が変わるということがわかります。
左の広告のように、商品がアップで写っている画像のほうが反応が良いという結果がすでに出ておりますので、この結果を参考に広告や販売ページを作成するほうが結果が出るとうことが予想されます。