〜コンセプトメイキング準備編〜

 

最初にこれだけは伝えておきます。 

「あなたが思いついたコンセプトでは売れませんので、今すぐゴミ箱に捨てて下さい。」 

 

コンセプトメイクをする時によくある失敗が、
あなたの主観で決めてしまうというパターンです。 

 

もちろん、前章で作った、 

「誰に」 

が、あなたにも当てはまる場合は良いのですが、そうではないケースの方が多いです。 

ターゲットに入っていないにも関わらず、
あなたの今までのルーツや生活習慣で完成してる、
凝り固まった脳みそで考えてフワッと出てきたコンセプトが、
狙っているお客様に響く訳無いと思いませんか? 

あなたがターゲットに入っていないのであれば、あなたは部外者です。
あなたの脳内でフワッと出てくるだけのコンセプトは邪魔です。
ゴミです。使えません。 今すぐ主観を捨てて下さい。 

ボロクソに言ったからには、
あなたを救う方法をちゃんとお伝えします。 

あなたがペルソナに当てはまらない場合、
主観を捨てる事の重要性は理解してもらえましたね。 

では、コンセプトを作る為には、何をどうすれば良いのか。
どこから情報を集めれば良いかを教えます。 

市場の声を聞いて下さい。

これが、コンセプト作りに悩んでるあなたへの、完璧な答えです。
これ以外に方法はありません。 

もちろん、これだけ言い放って終わるわけではないので、ご安心を。
市場の声を聞くというのは、あなたの商品を買ってくれそうな人の話を聞くという
事です。
例えばこちらの商品。 

キャンプで使いたくなると書いてる通り、こちらの商品はアウトドアが好きな人向けの商品です。となると、アウトドアをしてる人が、この食器に関する何かしらの「不」を抱えていないかをリサーチする事になります。

 

どこでリサーチするのかを、最初に答えておきますね。 

Yahoo!知恵袋 

https://chiebukuro.yahoo.co.jp/category?fr=common-navi 

アマゾン 

https://www.amazon.co.jp/ 

楽天 

https://www.rakuten.co.jp/#38;D2=3.5632.45455.0.11822068&C3=c762eb5d3455bf620b 2308ea59cfca2deb1c1904 

他社の類似商品 

https://my-best.com/5032?utm_campaign=d_plt&utm_medium=organic&utm_source=Yahoo 

SNS特にYouTube 

https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3 %E3%83%97+%E9%A3%9F%E5%99%A8

そのジャンルの売れてる本 

https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/503494/ref=zg_bs_nav_books_2_24004710 51 

雑誌 

https://www.fujisan.co.jp/cat400/cat606/ranking/ 

 

こういった所からターゲットとなる市場が、何に興味・関心があって、流行していて、 他社はどんな狙いで類似商品を作っているのかを確認していきましょう。 ここでは以下の3つのポイントを押さえる様にしましょう。 

 

①とにかく「不」を探す意識を持つ 

この不を見つけて、それを自社商品が解決出来るのであれば、
そのままコンセプトに持ってくる事が可能です。 

もちろん、他社の商品も何かしらの不を解決する為に生産されています。
この意識を持ちながらリサーチをしてると、類似商品を違った角度で見る事が出来ます。

 

②類似商品を購入した人のレビューを見る 

アマゾンや楽天では、類似商品が沢山並んでる事が多いです。
そこで注目して欲しいのは、レビューです。 

レビューは、実際に商品を買ってくれた方が、商品に対しての感想を述べる場所です。使い勝手はもちろんの事、満足した点や不満な点も上げてくれています。 

ここで気付いて欲しいのが、類似商品を買った人の商品を使った感想は、 あなたが商品を販売していく為に重要なモノになると言う事です。 

類似商品を買ったお客様が、 

「Aの機能は非常に良かった!でも、Bの機能は思ったより使えなかった。 〜に使おうと思ってたのに・・・そこだけが残念です。」 

みたいなレビューを書いていたとしましょう。
Aは良かったけど、Bはダメだったという内容ですね。 

もし、あなたの商品が、AもBもその商品より優れている場合、
そこをさっとイメージ出来るコンセプトを作れば、 

お客様は振り向いてくれるでしょう。

 

③見つけた「不」のカケラは、さらに検索を進める 

あなたの商品を売る為には、ペルソナの言葉を使ってコンセプトを作ったり、 セールスのテキストを作成していく必要があります。 

例えば、メスティンというアウトドアの食器をご存じですか? 

これがメスティンです。 

アウトドアを知らない人からすれば、全く聞き馴染みのない言葉ですよね。
ですが、アウトドアやキャンプをする人からしたら、知らない訳がない名前です。 

コンセプトを作る時は、ちゃんとペルソナの気持ちになる必要があります。 

ペルソナの日常をイメージして、抱えてる不を理解して解決する為には、こういった業界の専門用語を少しは理解する必要があります。 

もちろん全てを知る必要はないですが、ペルソナの気持ちを理解する為に、ペルソナと同程度の知識があることが望ましいです。 

ですので、上記リサーチ先で不のカケラを見つけた時には、その不の周りにはどんな不があるかをリサーチする様にしてください。 

それもさっき紹介したリサーチ先から見つけてくれば良いです。 何度かリサーチを重ねていくと、ペルソナの気持ちが理解出来てくると思います。